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Gen's lab -半端釣り道研究所-普通?の話

シーバス釣ったどー!

早朝…まだ誰もいない釣り場に到着したオレは早速海を見た。

するとかなりのライズがありシーバスの活性はかなり上がっている模様。

はやる気持ちを落ち着かせつつタックルを車から取り出し、ルアーセットする。

ライズのある場所から少し離れた地点にキャストしゆっくりとリールをまき始める。

ルアーは13cmのフローティングミノー、イワシカラー。ここ最近実績の高いルアーだ。

ルアーはゆっくりとライズの周辺へと近づいていく…。

バシャバシャッ!

ライズ音はかなり大きく、まだ静かな早朝の海によく響く。

ライズが広げる波紋の中、ルアーは泳ぐ。

と、その瞬間ひときわ大きいライズと共にルアーが一瞬で見えなくなった。

来た!

ヤツはは渾身の力で抵抗を始める。

ロッドを三日月のように大きく曲げ、ドラグを鳴らしラインをどんどん引き出していく。

ルアーが見えなくなった辺りから少し離れたところでヤツがはねる。

デカイ!

1mはゆうに超えている。こんな大物は初めてだった。

ルアーは外れないだろうか、ラインは切られないだろうか…様々な不安が頭をよぎる。

しかし今はそんなことを考えている場合ではない。

そう自分を奮い立たせロッドを持つ手に力を込める。

ふと右隣に目をやると見知らぬおっちゃんが。い、いつのまに?

そのおっちゃんは「ちっちぇな」と、一言。

え?こんなにでっけーのに!?と心の中で反論すると、

「んだな」と言う声がオレの左隣から。

後ろのほうからは「大した事ねーな」と。周りを見回せば20人近いギャラリーがいた。

腕を組みしかめっ面をする者やこっちを指差してはニヤニヤする者。ヤジを飛ばすやつもいた。

もうオレの頭の中は「?」マークで一杯。

あたりをキョロキョロとしていると右隣のおっちゃんが足元を指差して一言。

「な?ちっちぇべ?」

オレの足元には10cm位のイワシがぱちゃぱちゃと…。

「へっ?」


という夢でした。

釣りに行きたい不満か、大きい魚を釣りたい不満かどうか分かりませんがこんな夢を見るようじゃ末期症状ですな…。

あぁ釣りがしたぁ〜い!!

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どうでもイイ所にこだわりを持った、半端な釣りをこよなく愛する釣りバカ野郎です。
べた凪大好き。寒いの嫌い。

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