2010
04/02

そして春が来た

釣行記 / comment : 10 / trackback : 0

今年も肉体的、精神的にきつかった年度末がようやく終った。
年度末に4本もの納期を抱えていたのだが、このうちの1本が予定を狂わせた。
やっつけてもやっつけても、次から次へと難題が浮上してくる。
野球で例えるなら、次から次へと4番バッター級の代打が送り込まれるような感じである。

ま、それでも何回かは息抜きに行けたけどね。

これは2月13日の門前地磯。

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久しぶりに見た門前大滝の凍結。
店に偶然居た、児玉青年と小笠原三等兵との釣行。

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釣り自体が久しぶりだったし、3人でワイワイ楽しくやっていたのだが
「ここはエボシ」という事をすっかり忘れ、調子に乗ってホッケを釣りまくる。

昼過ぎになって・・・
「きしさん・・・帰り大丈夫かな?」
「いや、あんまり大丈夫じゃないなこりゃ(笑)」

若い2人はそうでもないみたいだったけど、僕は必死だった。
ホッケ48尾を背負い、ゼェゼェ、ハァハァ言いながらようやく駐車場へ辿り着いた。
「あぁぁ、気持ちよかった」
と平然な顔を作っていたけど、実は死ぬほど辛かったんだよ、児玉君(笑)

その後、家庭内でも長男がサッカー部を辞めたり学校に呼ばれたりで、色々とあった年度末だった。

ん?誰だ?「釣りに行くために辞めさせたんだろ」なんていう奴は(笑)

子供が興味の無いものに対して、真剣に取り組めないのは当たり前である。
それを「集中力が無い!」なんて評するのはどうか。
いや、サッカーの事じゃないけどね。学校のとある事。

まぁ、そんな偉そうな事書いている自分も、恐らくはそんな一面を持っているのだろう。
でも仮に自分がそうであれ、子供には大きな目で暖かく見守ってあげたいものだ。

・・・むぅ、何を書いているのか、何を書きたいのか分からなくなってきたが、このまま書こう(笑)

前に書いたかもしれないが、子供の頃の1年は本当に長く感じられる。
11歳の息子の小学校での6年間は、本当に長い長い記憶だろう。
対して、我々の1年は、本当に瞬く間に過ぎ去ってしまう。

それは、おそらく子供達に毎日のように訪れる、濃密な経験と関係があるのだろう。
だからあんなに目もキラキラと輝いているのだ。
逆を言えば、今息子達が毎日のように体験している未知を体験するとなると、僕らの歳だとどれだけの年月を要してしまうだろうか。

ただ、釣りにはそれが存在する。
それは毎回毎回の釣行が未知の世界・・・って思ってるからなのだ。
少なくてもこの数年で出合った若者達は、本当に海に行くと目が子供のように輝いている。
僕より年上でも、爛々と輝いている素敵なオジサンも居るけどね。
例えば、○○○君のお父さんなんかは本当にそうだ。
ちなみに、その息子さんは南西20mの大シケでも海に行けば爛々と輝いている(笑)

あの和久兄でさえ、釣りに行けばいつも目が輝いている。

そんな仲間に囲まれて釣りに行けるなんて、やはり僕は幸せ者なのだ。

彼の目もいつも輝いていたけど・・・当日は別の意味で輝いてたっけ。

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本当におめでとう。

どんな巧妙な仕掛けと素晴らしいやり取りで、あんなベッピンさんを釣り上げたのかは、あえて聞かないが(笑)

これからが、本当に長い長い道のりだからね。

末永くお幸せに。

翌週の水曜日。久しぶりに有給休暇を取って1人で海へ出掛けた。

2月に15度まで気温が上がったと思えば、しつこいほどの「なごり雪」が何度も降ったり。
早いのか遅いのか、分からない今年の春である。

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それでも、今年も春はすぐ側まで来てくれているようだ。

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こんなのを10尾も釣り、2ヒロ半ではボラの回遊も見られた。
2尾だったのだが、何度も絡まるようにして楽しそうに泳いでたっけ。
もしかしたら夫婦なのかな?

途中から、庄内の仲間とチヌ先生も参加し・・・

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堤防に並んで大笑いしながらホッケを釣りまくる。
この2人も、いつも目がギラギラと血走っ・・・いや、失礼。キラキラね(笑)
純粋に釣りを楽しむ、最高の仲間である。

南西の強風はまだ冷たかったが・・・空気の色は春。

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何となく
今年は良いことあるごとし
男鹿の朝 晴れて風なし・・・
                    啄木(改)

ようやく来たなぁ。

▲

コメント

投稿 : ランチ|2010-04-02

初コメントさせて頂きます!。最近、いろんなところで春を感じられるようになりましたね。
自分もあと少しと踏み込んで、ワクワク…ソワソワ…外を見ては海を思いだし楽しみにしております。
今年は、メジナ、クロダイ…釣りに関する事でチャンスがあったらきしさんと一緒に楽しみたいです(^^)!。
機会があったらまじぇで下さいね!。

投稿 : チヌ和|2010-04-02

毎度様です(^_^)
先日はありがとうさんでした。
まさか来てるとは!
有給とった時は堂々と書くんだすな(爆)
でも本当に釣れそうな感じしたっすな♪
ホッケも良型。いよいよ本職始まりますな!
今年もビッチリ!行きましょう(^_^)

3等兵も、嫁はん釣るみたいに魚を取り込めばいいんだが(笑)

何だかんだ楽しい季節!夜の遠征謹んで…釣りにまっとうします(爆)

また来週(^_^)/~(爆)

投稿 : なか|2010-04-03

お久しぶりですね、生きてましたか?

人生いろいろよ!苦あれば楽ありよ。そう思わんと辛過ぎてやっていられません。

私も本当にここ3年ばかり大変なことばかりで、底に沈みっぱなしでした。(というより底を這っていた感じ)
ようやく上の子が大学を卒業して一つ肩から大きな荷物が下りてくれて、今度は下の子が中三になり、来年受験がすめば本当に何も負担がなくなりそうだ。後少し頑張らないと…。でも今年は今までよりは、海にいけそうだ。経済的にかなりの負担軽減でね。

お互い年度末は大変ですね。今日も出社で事務仕事中。今月は一回くらいは海に出たいですね~。ブログで顔が見えないとどうしてるかがわからないので、本当に心配してましたよ。後は、D・S君だけですな~。

投稿 : きし|2010-04-04

>ランチさん

どもども(^^)

ほんと、今日なんかは春らしい1日でしたね。
大正寺の山でで木を切ってたけど(笑)

こちらこそ、今年は色んな面でよろしくお願いします。
皆で、磯釣りを盛り上げていきましょうね。

そのうち、店にもお伺いしますんで(^^)

投稿 : きし|2010-04-04

>チヌ先生
こちらこそ、まいど様です(^^)

なかなか楽しい釣りだったすな。
んだども、内でやってたら終わってたっす。
今年も昼から夜から鋭い読みで何よりです(笑)

ようやく春ですね。

今年もしんたげお世話になると思いますが
また楽しくお願いしますね(^^)

楽しみだすなぁ。

んでも、土日の山作業で腰が・・・使い物にならん。
抜けたなぁ・・・竿と一緒だ。やばい、頑張れ俺の腰(笑)

投稿 : きし|2010-04-04

>なかさん

ご心配お掛けしたみたいで。
しんたげ元気ですので、ご安心を(^^)

ま、正直、考えれば凹む事ばかりですけどね。
でも凹んでいたら先がない訳なんで・・・僕の仕事は特に。

お互いに、今年も釣りに行ける程度の幸せがありますように。

大ちゃんも、まもなく復活(^^)

投稿 : tomi|2010-04-04

そういや、子供の頃の時間は長かったよなぁ。

ジジイになって、いかにつまらん毎日を過ごしてる事か・・
それで一年が短い訳なのね。 ちょい反省

>有給休暇

最近、労務の仕事をやらされてるオイラには頭が痛くなる言葉・・(爆)

投稿 : 魚心|2010-04-05

本当に・・・お疲れ様でした(o・ω・o)ゝ

悪夢の年度末・・・

建設業に携わる皆々様には大変に厳しいっすねヾ(;´ω`A

私も・・・未だ体力復活してません。゚(´。pω・`。)゚。

久々に御会いする時までには・・・

気力・体力・・・全てを全快にします(。・ω・)V近々、うふっ・・・

投稿 : きし|2010-04-06

>tomiさん

昨日はどうも(笑)

手形の時代は、毎日が充実して長くて楽しい時だったよねぇ・・・。しみじみ。
でも、まだまだそれを”造る”事はできるからさ。
今シーズンも楽しみましょ(^^)

んで、忙しいんすか?
労務はジン○ー君に任せて休みましょう(笑)

投稿 : きし|2010-04-06

>魚心さん

年度末、大変お疲れ様でしたm(_ _)m

低予算で、しかも要求事項は濃くなるばかりの業界。
厳しいっすよねぇ。
何か、進む方向が違うように感じるんですが・・・ま、仕事があるだけ幸せですね。

しったげホルモン食って、早く復活してくださいませ。

男鹿もそろそろ・・・ウフフ♪ですよ(^^)

家族でお待ちしています。

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きし

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幼き頃の投げ釣りに始まり、途中空白期間を経て20代後半から本格的に海釣りを再開する。
黒鯛、メジナ、真鯛を求めて通年海へ通う。年間釣行日数60日

ホームグラウンド
男鹿半島加茂沖磯(フカセ)
船川港(紀州釣り)

・紀州釣りクラブFreedom East所属
・マルキューフィールドテスター
・東レフィールドスタッフ

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