2008
09/16

今年もやって来た

釣行記 / comment : 6 / trackback : 0

毎年恒例となった、マルキューの団子セミナーの時期が今年もやって来た。

もうここでは説明するまでもないけど、紀州釣りの第一人者、永易名人を迎えに秋田空港へサファリを走らせる。
ちょっと家を出るのが遅れ急ぎたい所だったが、サファリのスピードメーターが・・・0を指したまま動かん。あぁ、また壊れた・・・まぁ、走るからいいけど。
体感速度70キロ位で飛ばし、空港へ着く。

路駐して待っていると、サアーファーのような身形で永易さんが登場。
普段着の師を見た事がある人は少ないだろうが、意外と(失礼!)お洒落なんだよな。うん。

相変わらず真っ黒くて太い腕。のちに海風で兄と“ブラック度”を競っていたが(笑)引き分けだった。

車中で近況、仲間の話、釣りの話しが延々と。仲間の皆さんも含め、相変わらずお元気そうで何より。
新居へ案内し、少しくつろいでから男鹿へ向かった。
ちょっと荷物の到着が遅れるというハプニングもあったけど、ここは多業種の釣り師が集う「チーム海風」の出番。
Hさんらの活躍により、無事に荷物の手筈はついた。

明日の講習会場となる沖堤へ、ちょいと様子見へ向かう。
活性が若干下降気味との情報があったけど水色は良好で、朝から頑張っていた兄の女性1番弟子Mさんは良型のイナダ、アジを数本釣っていた。
「うわぁ〜すげぇ〜ポスターと一緒だ(笑)」
少々照れている永易さん。無敵の師であるが、弱点はこの辺にありそうだ・・・ふっふっふ。

軽く・・・と言っても、結局5時頃までやったけど、大体の状況を把握した時点で本日は終了。
一旦、我が家へ戻る。

今日は残念ながら所用で講習会に参加できなかった、N君とヨ〜ジ君も招いている。
師はお疲れだったと思うけど、結局時計が講習会当日に変わるまで宴会は続き・・・急いで床に就いた。

P9120501.JPG


あぁ、またやってしまった。どうも楽しいと我を忘れてしまう・・・すんませんでした。

翌朝、眠い眼をこすりながら約70キロで男鹿路を急ぐ。
我々が最後だったようで、殆どの参加者は渡船場で待機していた。こりゃ大変だ。急いで準備をする。

顔なじみの面々は数名で・・・あれ?あ、おはようございます!
嬉しい事に、以前波止で永易ウキをプレゼントした方が親子で参加。
「あの時はお世話になりました」
「いえいえ、こちらこそ嬉しいっす」
いやぁ、こんな風に広がるとオッサンは嬉しいな・・・「きしさん!」「あ。はいはい?おはようございます」「ブログ見て、参加させてもらいました!」「うわぁ、ありがとうございます」
う〜む・・・何だかもう満足・・・感無量。

二艘の海風丸で漁港を出る。
沖堤へあがり、いよいよ講習会が始まった。

P9130502.JPG

皆さん真剣な面持ちで永易さんの説明に聞き入る・・・あれ?
反対向きの堤防に座り込み、呆然と海を眺める1人の青年・・・あ、GENさんだ(笑)
そういえば兄が「GENさん通しだから場所取ってでもらうが(笑)」って話してたっけ。
スタイルは違えど同じ海に通う仲間。たわいもない話だったけど、海で会えて良かった・・・つーか、GENさんがあんな大きな魚を釣るとはビックリした。メバルのイメージだったもんで(失礼!笑)

徐々に講習会は進行し、質問コーナーでは思ったより沢山の質疑が飛び交う。
まぁ、いつも思うんだけど、説明に対する答えが明確で分かり易い。
僕なんて聞かれてもトンチンカンの答え(多分)だもんなぁ。もっと精進せねば。

P9130505.JPG

当時の状況は、僕が感じるに今シーズン最も厳しく感じた・・・あれ?でも、釣る人は釣る。
先端では団子を始めて間もないって方が、良型を2尾ゲット!!
こりゃ絶対にハマルな。マニアが増えそうで良かった(笑)

1人1人、全員に丁寧に指導に回る永易さん。
「ちょっといいですか?」と、団子、仕掛けを修正してもらった直後に釣り上げる人が続出。
僕が何度も突っ込んでいた、投げ方が変だったバイト君の癖もひと目で修正。
やはり恐ろしい・・・変態だ(笑)

正午に一旦集り、全員で集合写真を撮って終了。
永易さんはこれから庄内へ向かい、その後は新潟、福島と講習会を開催される。
「ほんじゃ、どうもありがとうございました」
「いえいえ、またお会いしましょう」

P9130509.JPG

相変わらず最後まで紳士・・・やはりインストラクターって凄いなぁ。
直ぐに乱れる俺達とは違う・・・ねぇ、友ちゃん(笑)ん?乱れるのはキサマだけだって?そうかもなぁ、前の日も乱れたし(笑)

午後からイカ釣りに行くと言っていたヨ〜ジ君だったが、チャリコを釣って気合が入る。

P9130504.JPG


「きしさん!俺と一緒に40オーバー絶対に釣ってから帰りましょう!」
「おぅ!了解だ!(笑)」
んで、迎えの時間を5時と伝え、ワイワイガヤガヤ馬鹿話をしながら頑張ったけど・・・午後からはエサトリすら居なくなっちゃった。

P9130510.JPG

色々とやれる事を全てやってみたけど、2尾釣るので精一杯。

P9130511.JPG


居残り組で船着きに集って雑談する。
先端も朝一以外は厳しかったらしく、午後に釣果を出した人は殆ど居なかった。
でも釣れても釣れなくても、僕はこの帰りの時間帯が1番好きだ。
皆、充実した面持ちで「また何処かでお会いしましょう」
やはり釣りは海や魚と向かい合っているようで、人とも向かい合っているのだと思う。

魚が釣れるにこした事はないけれども、毎回こうした充実感を得られるのは仲間のお陰であり、ブログを見て声を掛けてくれる人であり、釣りを支えてくれる海風の家族であり、快く毎回送り出してくれる家族のお陰なのである。
1人で釣りに出掛けていても、1人で釣ってるんじゃない・・・変な言い方だけど。

さて、帰るか。しったげ楽しい2日間だったなぁ、ヨ〜ジ君。
また来週遊ぼうぞよ。

台風が逸れるよう、N師匠とテルテル坊主でも作っておいてね(笑)

▲

コメント

投稿 : ヨージ|2008-09-16

きしさん!しったげたのしかったっす☆笑
というかホントに感謝でいっぱいでございます♪永易さんのマンツーマンレクチャーには驚かされました〜。だってあの状況でつれちゃうんすもんね!しっかり勉強させていただきました♪
きしさんとの初釣行も、やっぱりたのしかったです☆もっといろいろおしゃべりしたいのでウザがらないでこれからも仲良くしてくださいね。笑
その後、なっち師匠に話をしたら、うらやましがってました。週末の大会にむけてかなり気合はいってましたよ☆
あと♪おみやげ♪をじいちゃんと獲ってきました!楽しみにしててください 笑

投稿 : きし|2008-09-17

>よ〜じ君
楽しがったなぁ。
んでも、永易さん眠かったろうなぁ(笑)
ま、いつでもナッチ師匠と遊びに来てくださいね。
あの勢いだと、平気で朝までだな(^_^;
釣りも楽しかった。やはり仲間とは釣れなくても楽しいね。
またちょくちょく行きましょ。ナッチも一緒にね。
んで、爺ちゃんと捕ったの?すげぇ(^^)
楽しみにしています。
ありがとうございました。また今週もよろしくね。

投稿 : GEN|2008-09-17

5時までやってたんですか!
あの時間からだと、約半日びっちり・・・あ、オレも同じ位ですね(笑)

しかしあのヒラメはほんっとにマグレでした。
釣った本人が一番ビックリしてますから♪

オレもきしさんと話ができて楽しかったっす。
新年会の時のトイレでの一言、二言くらいだったすもんね(笑)

ダンゴ釣りは全く分かりませんが、永易さんの話は聞いてて楽しかったです。
やっぱり「名人」と言われる程の人になれば着眼点から考え方からして違いますね。
参加者の方の質問に対する答えも思わず「なるほど!」って思いながら聞いてました。
(部外者なのに・・・笑)

今回のように釣り場でご一緒することはなかなか無いとは思いますが、見かけた時にはぜひ声を掛けて下さい。
次は釣れずに呆然としてるかもしれません 笑

投稿 : きし|2008-09-18

>GENさん
ど〜もっす!
いつもは4時から4時だから、あの日は短いほう(笑)
本当は朝から夜までやりたいんだけどねぇ。
あ、今年は無理かもしれませんが、来年あたりに一緒に通し出きると良いですね。
実はブッコミもルアーも昔はやっていました(^^)

んで、永易さんの説明面白かったでしょ?
どう?団子?(笑)

>次は釣れずに呆然としてるかもしれません 

今度はリール忘れて呆然としているかもね(笑)

投稿 : ツリバカ|2008-09-22

今年も来ましたネ。
今年の庄内は由良の離岸だったので、見学は不可能でした。
今年は晴天の日が続き、雨知らずの夏でした。
膿がオカシクなってます。

投稿 : きし|2008-09-25


おっと、見落としてましたm(_ _)m
庄内だったら僕も行ったんですがねぇ・・・。
離岸だと、申し込みもしていないし、お金かかるし(笑)

酒田はなんたもんですか?
10月中には行きたいと思っているのですが・・・
ちょっとこっちで不完全燃焼気味の所もあるので微妙です。
9月に有給使いすぎたし(笑)
決まり次第、連絡いたしますm(_ _)m

コメントを投稿


▲

トラックバック

URL: http://www.ff-f.jp/cms_blog/mt_tb.cgi/239

▲

海日記

プロフィール

きし

ご意見・ご感想はこちらまでお願いします

幼き頃の投げ釣りに始まり、途中空白期間を経て20代後半から本格的に海釣りを再開する。
黒鯛、メジナ、真鯛を求めて通年海へ通う。年間釣行日数60日

ホームグラウンド
男鹿半島加茂沖磯(フカセ)
船川港(紀州釣り)

・紀州釣りクラブFreedom East所属
・マルキューフィールドテスター
・東レフィールドスタッフ

最近の記事

  • 復幸
  • 来年への想い ~G杯グレ男鹿予選会~
  • 原点 ~第7回船川カップ~
  • 大会告知 ~船川カップ~
  • やばい1日
  • 日々
  • 冬だね
  • 来年へ・・・ ~独りG杯~
  • より単純に
  • 今年も・・・

バックナンバー

  • 2014年3月 (1)
  • 2013年10月 (1)
  • 2013年8月 (2)
  • 2013年4月 (1)
  • 2013年2月 (1)
  • 2012年12月 (1)
  • 2012年11月 (1)
  • 2012年10月 (2)
  • 2012年9月 (2)
  • 2012年8月 (2)
  • 引越し前の記事はこちら

カテゴリ

  • お知らせ (20)
  • 師匠のお話
  • 思い出話
  • 独り言 (7)
  • 釣りのない週末 (5)
  • 釣り道具 (1)
  • 釣行記 (133)

feed

  • RSS2.0
  • ATOM