こないだの連休前、火曜日の定休日を利用して南の方へ行ってきました。

ここ数年は年１回の恒例？になっている熊本県の天草に行ってましたが、今回はさすがに天草は無理...であれば、熊本よりはやや近い？四国にしようかと...

今回は行けるかどうかも微妙だったし天気も分からないし、でも折角の四国でシャクるとすれば、時間と体力に余裕があればイカのマンションがある・パラダイスだと言われる宇和島あたりまで行くか、もしくは徳島の南の方まで行くか、でもまぁ無理せずにチョロっとでも釣りが出来れば良いかな？程度で考えておりました。

...しかし、どこへ行くにも「一人だと心細いなぁ...どうしようかなぁ...今回はやめておこうかなぁ」と思っていたところ、取引先のFさんが「一緒にいきましょうか？」との有難いお言葉を^^

んで、目指す場所は時間的なコトやそろそろ親イカもボチボチ釣れ始めているという、「日本一細長い半島」へ行くことにしました。

はてさて、それは何処かといいますと佐田岬半島という、愛媛県から九州の大分方面へ向って突き出ている約40km程の細長い半島です。
なんか、四国の尻尾みたいな感じの半島ですな^^
以前、知り合いがここへイカ釣りに行って「結構釣れた」「素晴らしいトコだ」と聞いていたので、いつかは行ってみたいトコでした。

今回同行してくれたFさんは愛知県出身、現在は高松にいらっしゃるお方なのですが、ご両親が秋田出身で、しかも実家がなんと男鹿^^
男鹿にも何度か来られたことがあるそうで、バス・ライギョなどの淡水ルアーからソルトルアーまで幅広くこなすマルチなアングラーです。
以前、佐田岬にも行ったことがあるとのことだし、秋田弁にも対応可能なのでヒジョーに心強い^^
...ということで、前置きが長くなりましたが、初めての四国での釣りが実現できたワケです。

前日の夜に高松へ入り、ワクワクしつつ早めに就寝。
2人ともそんなに気合いを入れて！という感じではなかったので、ちょっとのんびり朝５時にFさんが迎えに来てくれました。

天気も上々！すかさず発進し、一路西へ向かいます。
２時間弱程で高速を降りて一般道へ...しかし、ここから更に暫く走るワケですが、Fさんの車にはETCはあれどカーナビが無いので、ワタシが地図を見ながらナビと化し、「ポーン、間もなく右方向です」などと言いながらも何とか半島の付け根あたりまで来たところ、小さな町でもそれなりの渋滞が^^;
まぁ、平日だし通勤の時間ですからしょうがないですね。

途中、ちょっと道を間違えて遠回りしつつ、いよいよ八幡浜から半島を走る「佐田岬メロディーライン」へ入るも、コレがまた結構長い...orz
何しろ40ｋｍ程もある半島ですからねぇ〜^^

途中、トイレ休憩で立ち寄った道の駅で、まずは風景でも撮りますか...と

コレは半島の北側です。
左側の南方向ももちろん海です^^
なんか道をクネクネ曲がると海が右だったり左だったり...なんかミョーな感じですな^^;
しかも、道路のすぐ傍にミカンの木が至る所にあり、キレイな実がなっているのを見て「愛媛だな〜」と改めて実感できます。
地図を見ていると、ポイントは無限にありそうな感じですが、まずは先端近くまで行こうかと。

そして９時頃、ようやく佐田岬の最先端にある「佐田岬灯台」近くの漁港へ到着しました！
北寄りの風がやや強く、追い風になりそうな外向きの防波堤からスタートすることに。

水の色も良く、雰囲気はアリアリなのですが、足場が高すぎてラインが流されてしまい、結局数投しただけで漁港内へ移動！

やや足場の低い防波堤の外側はイイ感じで藻が生えており、藻の向こうは砂地のようです。
数投してチョッと移動して、藻の外側をトレース出来る場所でキャスト。
するとボトムで「モソッ」とアタリがあり、すかさずフッキング！
「来たよ〜」とＦさんを呼びつつも、何か引きがイマイチ...「ひょっとしてコウイカかも」と思っていると、やはりコウイカ...^^;
しかし、時々ドラグがジーっと出るのでキロ超えな感じです。
折角こないだ新調したギャフの墨つけはコウイカとなりました。

足もとが大量の墨まみれになっているので、またちょっと移動。
ここでＦさんにアタリあり！...しかし、アオリのゲソのみ。
続けてＦさんがボトムでアタリを捉え、650gのアオリをゲット^^
これで２人とも目出度く釣果ありです^^

その後、同じ漁港でマメサイズの見えアオリと戯れ、大きく移動することに。

お次は九州行のフェリーが発着している三崎港付近の小さな漁港に入りました。
防波堤ではアジの泳がせでイカ狙いのオッチャンがいたので話しかけてみると、「全然ダメ」とのこと。
ワタシら２人も徒歩で移動しながらシャクるも、全く反応ナシです。

ならばと、ワタシはワンドの奥の方の船溜り付近に移動。

数投したところ、底を取ってからのアゲの後のフォールでモロにイカパンチあり！
すかさずダートをかけると、ラインがスーと走り...フッキング！
しかし、一瞬乗ったモノの残念ながら掛かりが浅かったようでバラシ...orz
恐らくアオリだとは思うのですがね〜

その後、暫く同じポイントでシャクると、またもやボトムでモソ...？
先ほどの漁港で味わった、ヘドロ入りのゴミ袋のような重み...またもやコウイカです...orz
今度はやや小振りで500gほどでしょうかね？足場も低いので、抜きあげもせずに外してリリースしました。

んで、また移動です。
三崎港方面へ戻る途中、ワタシが何か良さげな場所を発見。
車から降りてみると、雰囲気アリアリです。

「こりゃ絶対居るよ」とすぐに開始！

キャストする方向を徐々に変え、数投目にまたもやイカパンチあり！
すかさずダート掛けて再度底を取るとチョンとアタリ...フッキング！
...今度は乗りました^^
しかし、時々ドラグが少し出ますがまたもや重い。
Fさんに「またコウイカかも」と言いつつ浮かせると...アオリちゃんでした^^
そんなに大きくないなぁ...と思いながらも上げてみると、意外にそれなりなサイズです。

量ってみると、960gとちょっとキロには届きませんでしたが、まずまずサイズのメス。

その後は暫く反応もなく、Fさんはお疲れのようで車でちょっとお休み。
ワタシはどういうワケか、珍しく休みもせずにシャクります。

テクテク歩いて移動したり、近所のオバちゃんと話しつつとか、キロちょいクラスの見えイカに翻弄されたり...2時間程何も起こりませんでした。

Fさんが再起動し様子を見に来たところで、係留している船の間をシャクシャクやっていると、エギの後ろから600g程のイカが追っかけてきて即抱き^^

とりあえず、目出度くアオリ2杯目をゲット^^
量ってみると、やはりジャスト600g

その後は残り時間もわずかとなり、再度先ほどバラシたポイントへ入ることに。
...しかし、結局その後は何も起こらずに5時半頃に終了としました。

結果、ワタシはアオリ2杯、コウイカ2杯。
まぁ、初めて行ったトコでワケもわからずなので、アオリ2つならワタシとしては上出来ですな^^

初めて行った佐田岬、またいつか機会があれば是非とも行ってみたいと思える、景色も雰囲気も素晴らしいトコでした。
今度は数日連泊しつつ、じっくり釣ってみたいですね〜

この素晴らしいトコへ連れて行ってくれた、取引先のFさんには心から感謝致します。